初心者ならモーツァルトの代表作から

モーツァルトが最初にオペラの作曲を手がけたのはなんと10歳のころだと言われています。その作品は1766年の宗教劇「第1戒律の責務」の第1部の作曲です。当時の大司教が「父親が作曲したのではないか」と疑ったほど見事な出来栄えだったと言われています。
その後も「ポントの王ミトリダーテ」や「イドメネオ」など、数々の作品を手がけています。モーツァルト・オペラの真骨頂といえば、やはり晩年の「フィガロンの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」の3作品でしょう。なぜ、この3作品が特に高い評価を得ているかといえば、これらの作曲時にモーツァルトが完全にフリーの音楽家であったことが挙げられます。
そのために、この3大オペラの作曲依頼が皇帝や教会といった権力者からのものではなかったことも要因のひとつに挙げられます。それゆえ基本的に3作品とも特別な制限を受けずに、モーツァルトの好きなように作曲ができました。
貴族社会を風刺するような物語の「フィガロの結婚(写真上)」が、そのよい例です。
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